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小児科研修時代の話 医療系雑記  [医療系雑記]


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これは僕が研修医時代の小児科研修をしていた時のお話です。


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強烈な症例を経験しました。 



と、ある、当直日。 



発熱があって何気に点滴、採血を頼まれた生後11日の赤ちゃん。 



結果はCRPが二桁という炎症所見、明らかに異常な数値。 



医者になってペーペーの僕でも、生後11日の赤ちゃんにこんな数値が出ること事態、とんでもないヤバいことがおこってることは、わかります。 



とにかく感染のfocusがわかんなけりゃ話にならない。 



最悪の事態を想定してルンバール(背中の腰椎に穿刺を行い髄液に感染が無いかを検査する手技)施行。 



赤ちゃんを横に寝かせ、4-5腰椎体棘突起間を針で一突き。 



人の命は平等って言うけど、こんな未来ある赤ちゃんを死なせるわけには絶対いかない。 



この、一突きに赤ちゃんの未来がかかってると思うと、自然に手が震えます。 



無事であってくれ、という思いと、敵が見えなきゃ戦いようが無いという思いが交錯。 



ルンバール針からもれ出てきた髄液は黄色でドロっとしていました。(本来、無色透明でサラサラ・・)最悪。 



細菌性髄膜炎。 



小児救急は95%は軽症でニコニコ顔で帰してあげれるのですが、残り5%に、とんでもないのが混じってるわけで。 


細菌性髄膜炎は小児科領域でも最も最悪の疾患のひとつ。 


年間2万人以上が受診する大病院でも、年間にひとり、いるかいないか。 



髄膜という脳をくるむ膜に感染が起こり、簡単に赤ちゃんを死に至らしめる病気です。 



そっこーで髄液を細菌培養、検査に出して、ABPCとCTX、2剤のfull doseでエンピリックに抗生剤治療開始。 


と、同時に持続補液開始。 

エコー、CTにて画像診断行い、幸い脳浮腫はなし。 



翌日、原因菌は溶連菌と判明。 



そうとわかれば、ターゲットは一点集中で殺す。 

De-escalationでABPC単剤集中投与開始。 



現在、炎症反応も改善し、髄液中の細菌も根絶。 

その後は元気にミルクを飲みはじめました。


あ~よかった。 


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